アイちゃんのいる教室 6年1組にじ色クラス

高倉正樹 文・写真
偕成社/1,200円+税/2017年7月

著者は現役の読売新聞の記者で、この“ドキュメンタリー絵本”と呼べる本書は、読売新聞宮城版で2014年2月25日~28日、2015年3月25日~31日、2016年3月22日~31日に連載された記事が基になっています。高倉さんは、地域の小学校に通うダウン症のある「アイちゃん」が、普通学級で過ごす日常を6年間にわたって追いかけました。

2013年に1~2年生編を、2015年に3年生編が出版され、今回がシリーズ3作目となる4~6年生編。2年生のときから学年1クラスとなり、同じメンバーで過ごした36名の仲間たちは、昨年3月、卒業式を迎えました。高倉さんは、最後に、クラスの子どもたちに全員にインタビューを試みますが、子どもたちの生の言葉は圧巻です!

アイちゃんのいる教室
アイちゃんのいる教室
アイちゃんのいる教室 6年1組にじ色クラス
1~2年生編