ダウン症児の学びとコミュニケーション支援ガイド

玉井浩、里見恵子 編集
診断と治療社/2,500円+税/2016年8月

編集者の一人、玉井浩氏は、大阪医科大学小児科教授で、JDS理事・JDS大阪支部長を務めています。自身がダウン症のある子をもつ父親でもあります。大阪医科大学にはLDセンターがあり、そこでは、ことばの遅れや認知のかたよりをもつお子さんを対象に、幼児クラス、小中学生の学習クラス、視機能の訓練、作業療法などを実施。その中の一つに、ダウン症のあるお子さんのための「タンポポ教室」があります。本書の実践編は、そこでの療育が基になっています。療育関係者、保育・教育関係者、そしてダウン症のあるお子さんをもつ保護者に、すぐにでも役立つ内容です。