Happy World Down Syndrome Day「本日3月21日は世界ダウン症の日」

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ダウン症のある人にとって暮らしやすい社会にするために、世界中でそのことを考える日です。
そしてお祝いをする日です。

JDSは株式会社ヘラルボニーと共同で本日、東京新聞朝刊、中日新聞(三重県版)朝刊の意見広告を掲載しました。

この意見広告は、世界ダウン症の日にあわせ、ダウン症に関するニュースへの反応をきっかけとして、ダウン症のある人々とその家族について、多くの皆さんとともに障害について考え対話していただく機会とするため、ヘラルボニーさんよりお声がけいただき、協議を重ねて共同声明に実現したものです。

■国際ダウン症連合(DSi)
https://ds-int.org/

■世界ダウン症の日2025特設サイト「ここにいるよ」
https://www.jdss.or.jp/wdsd2025/

■コピー全文
「いつか『偏見』も、除去されますように。」

ダウン症の原因となる染色体を除去できる研究についてのニュースがありました。
そのニュースに対する反応の中には、
「可哀想な人が減るなんて素晴らしい」
「不幸な人は減るべきだ」
そんな声もありました。
でも、少し立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
ダウン症のある人は、本当に「可哀想な人」でしょうか。
ある調査では、ダウン症のある人の8割が、
「毎日幸せを感じる」と答えています。
無意識の「偏見」は、
ときに人と人の断絶や生きづらさを生む。
そんな「偏見」の除去は、
技術の力ではなく、人の心にしかできません。
障害のある人も、ない人も、互いを分かり合い、
自分らしい幸せな道を歩める社会を目指して。
いつか「偏見」も、除去されますように。
3.21は、世界ダウン症の日です。

■株式会社ヘラルボニーからのリリース
ヘラルボニーと日本ダウン症協会、3月21日「世界ダウン症の日」に意見広告を共同で発表https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000039365.html

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FRaU web記事 
・ダウン症のある人は「かわいそう」なの?”染色体除去”報道から私たちが気づけること
https://gendai.media/articles/-/149460

・ ダウン症のある人は「幸せ」じゃないの?「偏見の除去」のために知っておきたいこと
https://gendai.media/articles/-/149462