9月5日より、全国の映画館で公開となった、インド映画「AHAAN(アハーン)」。アハーンは登場人物である、ダウン症のある青年の名前。彼をとりまく日常生活と人間模様に、ささやかな事件が起こりながらも、アハーンはアハーンらしく、仕事をしたい、ステキな彼女がほしいと、ストレートな思いを周りに伝えながら生きていきます。
東京・シネマカリテ、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、京都・京都シネマなどで上映がスタート、順次全国で上映されます。
詳細は「AHAAN」ホームページをご覧ください。 https://ahaan.jp/
©Will Finds Way Films
映画『アハーン』は新宿シネマカリテほか全国順次公開中。
“フレンドリー上映”の後、トークショーには吉田葵さんが登場
この映画公開に先立ち、8月12日には、シネマカリテで特別上映会を実施後、映画の配給元である生活の医療社 秋元麦踏さん×JDS水戸川真由美理事、9月6日にはダウン症のある俳優・吉田葵さん×秋元さんのトークショーが実施されました。
秋元さんから吉田さんは、インタビューの形で夢を尋ねられ、『アハーン』への感想とともに「自分の夢とアハーンの夢が一緒で嬉しかった。」と答え、劇中でアハーンが”自分の人生を作りたい”と自分の人生を切り拓いていこうとする姿に触発され、「僕も目標に向かって努力するのが本当に好きだから、これからも頑張りたい」とも語りました。
トークショー後半の質疑応答では、吉田さんが会場からの質問に答えつつ、秋元さんへ「どのシーンが好きですか?」など逆インタビューする場面も。会場は和やかな笑いに包まれました。
なお、この上映会は、「場内を真っ暗にしない、音量を控えめにする、声を出しても OK、動き回っても OK」 という“フレンドリー上映”の形式で実施。障がいやさまざまな特性により映画館での鑑賞にハードルを感じる方にも、安心して映画を楽しんでいただけるための環境が整えられました。