多くの通所・入所・グループホームの施設長として、実際に多くのダウン症の支援にあたっている山下望氏をお迎えして、JDSの会員向けセミナーを開催いたします。(非会員の参加も可)。
保護者としてわが子の将来像を描きながら、どのように関わればよいのか、「本人の意思を大切にしてあげる」ことをはじめとして、様々な「暮らす」についてお話いただきます。
日時
2024年8月4日(日) 13:00~15:30
場所
東京日本橋タワー31階 太陽生命会議室
東京都中央区日本橋2-7-1(地下鉄銀座線・東西線・浅草線「日本橋駅」直結)
※当日はまず7階の受付においでください。念のため、主催者からご連絡用に差し上げるメール(スマホ画面でもOK)をお持ちください。確認用に使用すること があります。
参加費
【参加費】JDS会員:無料/同非会員:2000円
【申込受付】https://jds-seminar202408.peatix.com/
6月28日(金)~7月21日(日)※定員(150名)になり次第締切。
※セミナーは後日、オンラインでも配信予定です。
★お申込み頂いた皆様には主催者(日本ダウン症協会)より別途、メールでご案内を差し上げますので、お申し込み時にお知らせいただいたメールアドレスへのメールをチェックしてください。
★参加登録後のキャンセル、返金は応じられませんので、ご了承ください。
プログラム
13:00~13:30 「ダウン症の健康管理について」 講師:玉井浩氏
13:40~15:00 「『暮らす』を考える!!」 講師:山下望氏
15:10~15:30 フロアーを交えてのトークセッション
講師紹介
〇玉井 浩 (たまい ひろし)
公益財団法人日本ダウン症協会代表理事 大阪医科薬科大学名誉教授
大阪医科大学(現、大阪医科薬科大学)卒業後、小児科専門医・小児神経専門医を取得。同大学小児教授を経て、成人期のダウン症のある方の診療もおこなう。病気ではなく、まずその人を知ること、そしてより社会に知ってもらうことを目指し幅広い活動を続けている。
〇山下 望(やました のぞみ)
社会福祉法人南風会 常務理事 / 青梅拠点 拠点長 / 多機能型障害福祉サービス かすみの里 施設長 / 障害者支援施設 青梅学園 施設長 / 東京都発達障害支援協会 理事長 / 関東地区知的障害者福祉協会 会長 / 日本知的障害者福祉協会 理事 / 東京サポート協会 副理事長
(本人より)ダウン症のある方との出逢いは、小学校1年生の10月1日です。青梅学園の始まった日に2名のダウン症の利用者が入所してきました。そこでの出逢いが、最初です。学年は1つ先輩と、2つ先輩でした。僕の印象では、言葉は、はっきりしないけれど、何でもできる先輩だなという感じでした。ひとりの先輩は、身体がとても柔らかだったのが印象的でした。ふたりとも、60歳を少し過ぎたところでお亡くなりになりました。先輩とはお別れしましたが、先輩の弟さんには今、通所施設の運転手をお願いしています。ダウン症のある方々は、今は入所施設より、通所施設に多くいらっしゃいます。作業を真面目に黙々と行い、週3回は、近隣のコープで働く人もいます。スタッフの関心を引きたくて、なかなか作業室に入ってこない人もいます。でも、僕と一緒に給食を食べることは、大好きなようで、いつも自分の隣の席に呼んでくれます。
主催
公益財団法人 日本ダウン症協会
協力
太陽生命保険株式会社