出生前診断とわたしたち ー「新型出生前診断」(NIPT)が問いかけるもの

玉井真理子・渡部麻衣子 編著
生活書院/2,200円+税/2014年7月

臨床心理士でダウン症のあるお子さんをもつ玉井真理子氏と、2014年3月のJDS主催写真展「ダウン症 家族のまなざし」の企画者である渡部麻衣子氏がタッグを組んで発表した本。お二人のほかに、二階堂祐子氏がアメリカの事例を、小椋宗一郎氏がドイツの事例を紹介されています。

本の帯より
着床前診断が目指した<早期化>と母体血清マーカー検査がもくろんだ<大衆化>、ある意味でそれらが合体した「新型出生前診断」(NIPT)には、新しい問題と新しくもない問題が混在している。