佐々木 和/廣川 淳平 編著
解放出版社/1,400円(+税)
京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)」の代表として長く務められた、佐々木和子さんの著書。現在38歳になるダウン症のある息子さんは、3年前の35歳のときから自立生活を始められました。
その記録は、JDSニュース2019年11月号にも一部掲載されています。この本では、さらに詳しい自立生活の記録だけでなく、介助者さんへのアンケートを通じて、介助する側の身持ちを探り、「地域で自立生活すること」、その支援についても収録。共著者の廣川淳平さんは、介助コーディネータであり、「ピープルファースト京都支援者」として地域活動に尽力されています。
自立生活には不安はつきものですが、そこから楽しくなっていく日々について綴られた1冊です。