JDSより新型コロナウイルスの感染について

このところ不安な報道が続く毎日です。政府は昨日16日、私権制限を含む緊急事態宣言について、7都府県だった対象地域を全国に拡大する方針を固めました。

諸外国における動きにつきまして、英国に本拠を置きIDA(国際障害同盟)のメンバーでもあるDSi(国際ダウン症連合:JDSは正会員です)からはIDAはWHO(世界保健機構)に「障害がある方の治療の優先順位について」の公開質問状を提出しました。WHOからはそれを受け「差別をせず、人権を守るようにと」各国政府に出すIDAの声明に同調しますとの返信がきたと連絡を受けました。

国内では4月7日にDPI 日本会議から「新型コロナウイルス対策における障害のある者への人権保障に関する要望」が安倍晋三内閣総理大臣宛に出されております。
また、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と障害者に関する国際的情報リスト(英語)」があり、日本語で翻訳を適宜掲載もしていく予定にされています。
WHOの翻訳も公開されると思います。

JDSもこの状況を踏まえ、活動は縮小中ではありますが、私たちが日々安心して生活できるように、情報を役員内で共有し対策を考え進めてまいる所存です。