「世界ダウン症の日」公式サイト:公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)



※決議文の原文(PDF)について
「世界ダウン症の日」については
3ページB10 “The General Assembly,
から4ページCの前までの箇所です。


マスコミで紹介された「世界ダウン症の日」




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JDSのリーフレット

【ダウン症とは】

 正式名称は「ダウン症候群」で、1886年にダウン症についての考察を初めて発表したイギリスの眼科医、ジョン・ラングドン・ダウン博士の名前に因んでいます。どの国にも800人から1,000人に1人の割合で生まれます。染色体の突然変異によって起こり、通常、21番目の染色体が1本多くなっています(21トリソミー)。
 ダウン症のある人の特徴として、筋肉の緊張度が低く、多くの場合、知的な発達に遅れがみられます。発達の道筋は通常の場合と同じですが、全体的にゆっくり発達します。
 心疾患などを伴うことも多いのですが、医療や療育、教育が進み、最近ではほとんどの人が普通に学校生活や社会生活を送っています。

●3月15日〜27日:広島での作品展
石黒結那作品展「sobaniite YUUNA ISHIGURO」
パナソニック リビング ショウルーム 広島  カフェギャラリー・Nにて 


温かい心に包まれたカフェギャラリー展

event01_p01  「パナソニック リビング ショウルーム 広島」の「カフェギャラリー・N」では、過去20数年にわたり、毎月、広島在住のアーティストや学生の作品が展示されてきました。東日本大震災から1年が経ち、3月のテーマは「絆」と設定され、娘・結那(ゆうな)の絵画と、東北入りした自衛隊の救助活動記録写真とが展示候補にあがりました。リビングショウルームという性格もあったのか、二人三脚で活動する親子の「絆」がテーマにも沿うということで、結那の絵が選ばれました(同ギャラリーでの通算246回目の展示)。題材に花が多く、明るい色調の結那の作品は、春を 迎える季節にもマッチしたのかもしれません(ちなみに、救助活動の記録写真展は、広島市各区役所でロビー展が行われました)。

 大きな個展として、カフェギャラリースタイルは初めてです。芳名録の一言欄には、「ほっとする時間をもてました」「明るくてリズム感があり元気をもらいました」「気持ちが優しく素直になれます」「ほのぼのとした作品にふれて幸せな気分になりました」等々。こちらこそ、108名の方の一言一言に、温かい心を頂きました!

 この作品展がきっかけで、その10日後、宮島にある憧れの「ぎゃらりぃ宮郷」で個展を開催。そして満開の桜の下で、プロのミュージシャンの演奏をバックに、ライブペインティングにも挑戦することになりました。てんてこ舞いしつつ感動に満ちた2012年の春。3月21日「世界ダウン症の日」国連認定おめでとう!

【石黒結那・母】


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●3月17日〜25日:大阪・梅田での写真展
メディアの注目も集め賑わった2回目の写真展

 JDS大阪支部主催の『世界ダウン症の日写真展in大阪』が、梅田スカイビル「空中庭園ギャラリー」で開催されました。3月17(土)から25(日)までの期間中、予想を超える9,000名余りの来場者が、展示された103点の写真に興味深く見入っていました。
 写真の周りには、さをり織りの色鮮やかな生地がディスプレーされ、「bochi bochiの会」協力の四葉のクローバーが写真を引き立てます。20日(火・祝)には当事者によるミニステージも開催。
 今年はメディアの注目も集め、毎日・読売・産経・朝日新聞各紙に掲載されたほか、読売・関西テレビでも放映。パネル作成準備の写真は、時事通信で配信されました。
 来場者からは、「ダウン症のある人たちの多彩な活動に驚いた」「きょうだいで写真に収まる笑顔に心が軽くなった」等の感想が寄せられました。また、ダウン症についての相談や、親の会についての問い合わせも寄せられました。

【大阪:保坂 規子】


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20日にはヘルマンハープや「キンキ雑楽団」のステージも

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●3月16日:福岡・北九州市でのコンサート
笑顔があふれた広島「ポップザウルス」の演奏会

 国連世界ダウン症の日認定記念コンサート&交流会「広島の温かな風」が「ダウン症等支えあいの会」(北九州市・武田康男代表世話人)主催で開催されました。3月16日(土)、小倉医療センター鷗ホールには、0歳から40歳代までの会員とその家族をはじめ、友人、学生ボランティアなど約120名が集いました。
 第1部では、アンサンブルユニット「ポップザウルス」(広島市を拠点に活動する8名グループ。7名がダウン症のある人たち)がオリジナル曲「太陽と約束」を含め9曲を演奏。「ビリーブ」「虹」の合唱や、サンバのリズム「風になりたい」にノッて皆でダンス!!など、会場が笑顔であふれた演奏会でした。
 第2部はポップザウルスメンバー家族・音楽指導者と参加者との交流会。音楽・ダンスなど余暇活動の情報交換、子育てのアドバイスなど話題は尽きず、賑やかな集いとなりました。「楽しい会だった」「子どもの将来が楽しみになった」と嬉しい感想を頂きました。

【広島:高木 裕子】


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初の県外演奏会を大成功させた「ポップザウルス」

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●3月20日:奈良での講演会
どの子もその子らしく“包み込む”ことのできる教育を

 3月20日(火・祝)、JDS奈良北支部主催の第3回公開講演会を開催しました。演題は「みんな納得!インクルーシブ教育の実現に向けて」で、奈良教育大学の越野和之教授に講演していただきました。
 障がいのある子どもたちを取り巻く教育の現状を解説していただき、「理想のインクルーシブ教育を実現するには、その基礎となる環境整備の上に、一人ひとりのニーズに応えるべく合理的配慮が必要となる。その条件整備をするための補助は国の責任で行うべきであり、社会的排除そのものをなくしていく取り組みが必要である」とのことでした。
 会場には、療育・教育関係者のほか企業関係者なども集い、<どの子もその子らしく包み込むことのできる教育・社会について>、各々何ができるかを考える機会となり、好評でした。何よりも、子どもの声を深く聴き取り心を寄せる人々の輪が広がることを期待しています。

【奈良北:平井 万里子】


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理想に近づくために自分は何ができるかを考える機会に

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●3月31日:大阪・門真市でのダンスイベント
1,000名を超えるダンスイベントは大盛り上がり!

 3月21日「世界ダウン症の日」を記念して、2011年に続き大阪府の門真市民文化会館にて、3月31日に「世界ダウン症の日」国連認定記念×FULL HOUSEを開催しました。
 多くの健常者のキッズダンサーと、LOVE JUNXからダウン症のあるダンサーが同じステージに立ちました。ダンスでコラボして「BREAK THE WALL」(壁を壊す)活動に賛同してくれました。約300名にのぼる出演者、約800名もの来場者で、会場は大盛り上がりとなり、熱気に包まれました!
 会場ロビーでは、ダウン症のある人たちの写真展も開かれ、多くの来場者が見入っていました。大勢の子どもたちに、ダウン症のある人たちのありのままの姿を見てもらうことができ、大変意義深いダンスイベントになりました。

【株式会社BIGUP 松川 直也】


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みんなのダンスの熱気で「壁を壊した」ステージ!!

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