3月21日「世界ダウン症の日」関連行事のご報告

●2月7日:JDS山梨県支部の第2回ダウン症フォーラム
親と専門家が相互に理解し合える貴重な場

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2013年のJDS全国相談員研修会でも講演していただいた武田康男先生

 山梨ダウン症フォーラムは、親子のケアとサポートのよりよい体制づくりに向けて第2回の開催を迎えました。今回は、歯科医師・歯科衛生士・保健師・看護師・助産師・保育士など多種の専門家とJDS山梨県支部会員や当事者家族、計146名の出席がありました。

 「乳幼児期の食と言葉」をテーマに、北九州市立総合療育センターの武田康男先生にご講演いただきました。ダウン症のある子どもに特有な口腔器官の発達を理解し離乳を進めること、「食は楽しい」という喜びを伝える大切さを学ばせていただきました。山梨県支部会員も、離乳食を進めるときに直面した様々な困難や思いを発表しました。

 参加者から多くの質問があり、熱意溢れるフォーラムとなりました。「親御さんの思いが伝わり、自分たちに求められていることが実感できた」という感想も多くあり、フォーラムが親と専門家が相互に理解し合う場として大切な役割を果たしていると実感できました。

【山梨県支部(芝草の会):石原 由紀子】